短期大学について
短期大学の起こりと特徴
学校教育法において、短期大学は国公立・私立大学、専修学校、高等専門学校とともに、高等教育機関のひとつと定められており、制度創設は昭和25年にまで遡ります。
短期大学はこれまで、特に女性の高等教育の普及や実践的職業教育の場として大きな役割を果たしてきました。
2年という短期間で、教養やそれを基礎とした専門教育を提供する点が短期大学の特徴で、地域に根付いた身近な教育機関としての役割も果たしています。そして、平成17年には短期大学卒業者に「短期大学士」の学位を授与する制度が創設されています。
短期大学卒業後はどんな職業に就くのが一般的か
短期大学では様々な分野の教育が行われていますが、なかでも幼稚園教諭や保育士、栄養士や介護福祉士など、地域の専門的職業人の養成の面で重要な役割を担っているとされています。
また、卒業後には4年制大学への編入学や、短期大学専攻科への進学などにより、さらに学習を続けるという道も開かれています。